懐かしの写真室第25回
 94年の歴史に幕を閉じた「名鉄岐阜市内線」

94年の歴史に幕を閉じた「名鉄岐阜市内線」780形車両 94年の歴史に幕を閉じた「名鉄岐阜市内線」770形車両
2000年10月30日名鉄揖斐線新岐阜駅にて「ぞーさん」撮影

1911(明治44)年2月11日に美濃電気軌道が、柳ヶ瀬(岐阜駅前)〜今小町(大学病院前)間を開業させて以来、岐阜市民の足として活躍してきた路面電車がありました。
1930(昭和5)年8月20日経営難の美濃電気軌道は、名古屋鉄道に吸収合併され、名古屋鉄道岐阜市内線(岐阜駅前〜忠節、徹明町〜長良北町)、美濃町線が誕生しました。
戦後大ダメージを追った路面電車の復興は早かったが、車社会の進展などで、1976(昭和51)年に岐阜市議会で「路面電車廃止決議」が可決されてしまいました。
少しづつ廃止に追い込まれて、活躍の場を狭めていきましたが、ついに2005(平成17)年4月1日に全線廃止となり岐阜市内線94年の歴史に幕が降ろされました。
写真左は、780形という車両で、窓は大きくとり、出入り口扉を工夫しワンマン時の乗降をスムーズにしている。 優しい音色の電気笛になり、ワンマン運転に対応した集中制御方式とし、乗務員の作業量を少くさせ安全運転に集中できるようにしていたそうです。
写真右は、1987年にデビューした770形という車両で、市内線の急カーブをスムーズに曲がれるよう、スリムな車体と2両1組の連接構造が特徴である。
1997年6月には780形と同様の塗装(長良川の流れる美しい都市・岐阜にマッチさせた新しいカラーリングとして、若々しいアイボリーを全面に使い、窓枠部を岐阜の豊かな自然をあらわし、自然を大切にする心をイメージさせた岐阜のシンボルカラーのグリーンでひきしめている。 裾部には名鉄スカーレットを配し、21世紀に向けた明るいスマートなデザインとしている。)になっていたそうです。
モ512・モ593・モ601が旧美濃駅で、モ514・モ755が旧谷汲駅で保存されているそうです。
モ591・モ592が土佐電鉄で、名鉄グループである豊橋鉄道(モ801・モ780形数両)と福井鉄道(モ802・モ803・モ770形4編成・モ880形5編成)などで新たな活躍を始めているそうです。

新たな活動を始めた「路面電車」豊橋鉄道新川駅にて

新たな活動を始めた「路面電車」福井鉄道福井駅前にて

新たな活躍を始めた路面電車
豊橋鉄道新川駅
にて
2006年6月19日「ぞーさん」撮影

新たな活躍を始めた路面電車
福井鉄道福井駅前
にて
2006年6月12日「ぞーさん」撮影

 

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