懐かしの写真室第12回
 今はなき「幌内線」幾春別駅

今はなき「幌内線・幾春別駅」駅舎入口 今はなき「幌内線・幾春別駅」ホームにて
1987年3月幌内線・幾春別駅にて「ぞーさん」撮影

北海道を旅したときの写真から、ありし日の幌内線・幾春別駅の写真を紹介します。
岩見沢駅より分岐して三笠駅、幾春別駅までの18.1キロメートルを結んで走っていたのが、幌内線である。
北海道開拓のトップを切って、幌内炭鉱の石炭を小樽港に運ぶ為の鉄道として、開拓使の手により着工され、1880(明治13)年、手宮駅(現在の小樽交通記念館)〜札幌駅が開通、1882(明治15)年11月に札幌駅〜幌内駅が開通して、「義経」「弁慶」の機関車(小樽交通記念館にあります)が走った北海道最初の鉄道である。
1888(明治21)年には、幌内太(三笠)駅〜郁春別(幾春別)駅が開通し、1906(明治39)年に国有化、1909(明治42)年に幌内線となった。
1972(昭和47)年三笠駅〜幌内駅(2.7キロメートル)の旅客営業が廃止され、幌内炭鉱から搬出される石炭の輸送のみに限られ、岩見沢駅〜幾春別駅で地元住民の大切な足として活躍していたが、1987(昭和62)年7月に幌内線すべてが廃止された。
1987(昭和62)年8月に、旧幌内駅跡に「幌内鉄道」と北海道の鉄道に関する博物館として「三笠鉄道村・三笠鉄道記念館」がオープンした。多数の保存車両が展示されており、是非訪れてみたいところである。

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